「アキレス腱断裂の保存療法の治療経過を知りたい」
「ギプスが外れた後、どのような治療をするのか知りたい」
そんな方に向けてこの記事は書いています。
アキレス腱を断裂して保存療法に着手してから約4週間が経ちました。
保存療法を検討されている方はどのような生活になるのか気になりますよね。
4週間でどのような変化があったのか、どのようなことに困ったのか治療経過を紹介します。
アキレス腱断裂から4週間経過した結果
アキレス腱を断裂してから4週間が経過しました。
生活にどのような変化が起きたかを紹介します。
ギプスが外れた
一番大きな変化はギプスが外れたことです。
こんな感じでガチガチに固定していたギプスがようやく外れました。

ギプスが外れるまで約4週間かかりましたね。
これが一番の大きな変化です。
ギプスから装具へ
ギプスは外れましたが固定することは変わりません。
ギプスの代わりに装具を装着するようになりました。
こんな感じの装具です。

膝から下を固定するなかなか大掛かりな装具です。
写真からはわかりにくかもしれませんが踵部分が高くなっていて爪先立ちのような状態を維持します。
爪先立ちの高さは徐々に低くしていくそうです。
ある程度の高さになったら松葉杖も不要になるそうですがまだまだ松葉杖が必要です。
装具の良い点/悪い点
装具固定に変わって良かった点と悪かった点を紹介します。
足が洗える
装具になって良い点は「足が洗える」ことです。
装具になったことで一時的に固定具を外すことができるようになりました。
注意が必要ですがアキレス腱を断裂した足も洗えるようになりました。
洗えると言ってもタオルで拭く程度ですがそれでも全く洗えないのとは大違いです。
ギプスは一時的にも外すことができませんので全く洗うことができません。
ギプスの何が困るってかゆくなったりや臭いがきつくなったりしても我慢するしかないことなんですよね。
タオルで拭けるだけでギプスの悩みが解決しました。
装具で気になるのは足の蒸れです。
裸足で装着していましたがあまりに蒸れが気になったので5本指の靴下を履くようになりました。
通常の靴下よりも蒸れが少ないためとても快適になりました。
自宅での移動が大変
装具になって悪い点「自宅での移動が大変」です。
ギプスに比べて装具の方が大きく、そして重いです。
ギプスの時は(良いかはわかりませんが)片足でケンケンすることで移動できていました。
装具はギプスと比較すると大きく重いので大変です。
また装具は金具等があるのでたまに足にあたったりすると痛いんですよね。
ギプスと比較すると簡単には移動にしくくなったことが悪かった点です。
さいごに
アキレス腱断裂から約4週間たってギプスが外れました。
結局、松葉杖が必要なのは変わらないので生活が楽になったというわけではありません。
むしろギプスよりも装具の方が大きいため不便になった感じすらします。
それでも足が洗えるようになったことは大きな変化です。
やっぱり臭いがきつくなってきていましたからね。
検査の結果では確実にアキレス腱がつながってきているそうです。
定期的に検査を行いますので変化がありましたらまた紹介します。
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