「WindowsXPのような古いPCのデータ消去ってどうすればいいんだろう」
「なるべくお金をかけずに自分自身でPCのデータ消去をしたい」
そんな方に向けてこの記事は書いています。
最近、PCを買い替えました。
買い替えた理由は今まで使っていたPCのスペックが低すぎたからです。
ついに起動すら怪しくなってきました。
それ以外の古いPCも何台か押し入れの奥に眠っていたのでこれを機に全て廃棄することにしました。
廃棄する際に絶対にやらなければいけないのはデータの消去です。
データの消去は廃棄業者に依頼することもできます。
ただ、1台あたり3,000円くらいかかるので自分で処理することにしました。
無料のソフトも含めて色々と調べた結果、わたしは「完全ハードディスク抹消17」を購入しました。
比較的安く、簡単にデータ消去ができましたので紹介します。
購入したデータ消去ツールは「完全ハードディスク抹消17」
わたしが購入したデータ消去ツールはジャングル社の「完全ハードディスク抹消17」です。
似たような商品がいくつもありますのでとても迷いました。
PCが起動しなかったことと、複数台で利用したかったため、「CDブート機能」「台数無制限」の2つを最低条件に後は価格を比較して購入しました。
製品の特徴
製品の特徴は7つあります。
- 安心!かんたん操作で迷わない
- 手軽!3ステップのクイック抹消
- 高速!業界最高水準のスピード
- 強力!6種類の抹消グレード
- 便利!外付けドライブ・外部メディアに対応
- 古いパソコンの抹消にも対応
- 空き領域を抹消
安心!かんたん操作で迷わない
1つ目は「安心!かんたん操作で迷わない」です。
CDを入れてクリックするだけなのでパソコンに慣れていない方でも簡単です。
Windowsからプログラムを呼び出して[簡単抹消]ボタンをクリックするだけ、パソコンに接続されているハードディスクを簡単に抹消できるので、パソコン初心者でも操作に迷いません。
商品パッケージ
手軽!3ステップのクイック抹消
2つ目の特徴は「手軽!3ステップのクイック抹消」です。
本当に3ステップで抹消がスタートします。
1.CDからブート
2.抹消方法を選択
3.実行を選択
これだけです。
後は放っておけば完了です。
CD-ROMからブートして抹消方式を選択するだけ、シンプルな操作で、接続されている全てのドライブをまるごと抹消できます。
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高速!業界最高水準のスピード
3つ目は「高速!業界最高水準のスピード」です。
業界最高水準と言われても平均がわかりませんので実際にどれくらいの時間がかかったか紹介します。
データ抹消したWindowsXPのスペックは以下になります。
CPU:CeleronM 360J 1.4GHz
メモリ:512MB
HDD:100GB
(いつのPCだって感じですね)
こちらのPCで要した時間は3時間42分です。
抹消グレードは3の現NSA方式ランダム ランダム ゼロライトになります。
抹消速度は業界最高水準、大容量のハードディスクも安心して抹消できます。
https://www.junglejapan.com/products/kanzen/masshou/hard-disk/
1GBあたり約7.8秒で抹消!
※1TBのハードディスクを「ゼロライト式」で抹消
●CPU:Intel Core i7 2600 3.40GHz
●メモリ:8.00GB
●HDD:1TB WesternDigital WD10EZEX (SATA) (当社調べ)
強力!6種類の抹消グレード
4つ目は「強力!6種類の抹消グレード」です。
高速なゼロライトから高度なグートマン方式まで、6つのグレードを用意。企業や官公庁で標準採用されているDoD5220.22-M方式もサポートしています。
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抹消する方法は6種類あります。
グレードが上がるほど抹消レベルは強力になりますが、その分時間を要します。
よほど時間に余裕があればグレード6でも良いかもしれませんがバランスも必要です。
ちなみに、最初はグレード4を選択しましたが3日たっても全く完了する気配がなかったので、グレード3に変更しました。
グレード3でも復元は不可能になります。
グレード1:ゼロライト
抹消レベル:中
データ領域をゼロ(0x00)で上書きします。ゼロライト後はソフトでのデータ復元は不可能になりますが、残留磁気を読み取る装置では復元される可能性があります。簡単抹消の場合、この方式でハードディスク抹消を実行します。
グレード2:ランダムライト
抹消レベル:中
データ領域を乱数で上書きします。ランダムライト後はソフトでのデータ復元は不可能になりますが、残留磁気を読み取る装置では復元される可能性があります。
グレード3:現NSA方式ランダム ランダム ゼロライト
抹消レベル:高
データ領域を乱数で二度上書きした後に、ゼロ(0x00)で上書きします。ソフトでの復元および残留磁気を読み取る装置での復元は不可能になります。
グレード4:米国国防省準拠方式DoD5220.22-M
抹消レベル:高
データ領域を最初にゼロ(0x00)、次に固定値(0xff)、乱数で上書きし、最後に書き込み検証を行います。企業内で最も一般的に使用されている方式です。ソフトでの復元および残留磁気を読み取る装置での復元は不可能になります。
グレード5:ドイツ標準方式VSITR
抹消レベル:高
データ領域をゼロ(0x00)と固定値(0xff)のパターンを3回繰り返し上書きし、最後に固定値(0xAA)で上書きします。ソフトでの復元および残留磁気を読み取る装置での復元は不可能になります。
グレード6:グートマン(Peter Gutmann)推奨方式
抹消レベル:高
データ領域に対して乱数を4回、固定値を27回、乱数を4回の順に合計35回上書きします。1996年にピーター・グートマンによって紹介された抹消方式です。ソフトでの復元および残留磁気を読み取る装置での復元は不可能になります。
便利!外部メディアに対応
5つ目は「便利!外部メディアに対応」です。
外付けの記録媒体を利用されている方も多いのではないでしょうか。
PC本体をカスタマイズするよりもコスパが良かったり、PCを買い換える際のデータ移行も不要ですからね。
直近で外部メディアのデータを抹消する予定はありませんが、いずれ使用する可能性がありますので便利な機能だと思います。
外付けのハードディスク/SSD、USBメモリ、マイクロSDなど、日常的に使用する機会が多い外付けドライブや外部メデイアのデータも確実に消去します。
NIST800-881抹消方式採用
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※NIST(米国国立標準技術研究所)が推奨するSSDのデータ抹消ガイドラインに沿った方式
古いパソコンの抹消にも対応
6つ目は「古いパソコンの抹消にも対応」です。
わたしは廃棄したいPCの1台がWindowsXPでした。
「完全ハードディスク抹消17」はWindowsXPにも対応しています。
商品によってはWindowsXPに対応していない商品もあるようなので、古いPCのデータを消去したい場合には特に注意が必要です。
WindowsXPなど古いパソコンも、メモリー32GBあれば抹消できます。また、Windowssが起動しなくても、CD-ROMからブートして抹消します。
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空き容量を抹消
7つ目は「古いパソコンの抹消にも対応」です。
空き容量を抹消することで、より完全な抹消を実現します。
空き領域には削除したファイルの痕跡が残っているため、復元の手掛かりになります。空き領域を抹消することで、完全な抹消が可能になります。
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さいごに
「完全ハードディスク抹消17」は買って良かったか。
わたしは買って正解でした。
業者に頼むより価格が安く、簡単に抹消でき、これからも使用できるので満足です。
ただ、1点残念なのはMacOSには対応していないこと。
MacbookAirに買い替えてしまったのでMacには使えません。
WindowsPCは1台だけ残してあるので、今後はそのPCで「完全ハードディスク抹消17」を使うつもりです。
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