- アキレス腱断裂は保存療法でもちゃんと治るの?
- 保存療法だとどれくらいで完治するの?
- 保存療法で後悔してない?
そんな疑問をお持ちの方に向けてこの記事は書いています。
アキレス腱を断裂。。
この先どうなるんだろうと心配になっていた矢先に迫られる手術か保存療法の選択。
悩んだ挙句、わたしは保存療法を選択しました。
そして、アキレス腱を断裂してから約20週間(約5ヶ月)が経過。
まだ筋肉強化で通院は続いていますがほぼ完治になりました。
アキレス腱断裂してからの日記もこれが最後です。
保存療法を選択してみた結果、後悔はあるのか、何か生活に支障はあるのか等、最後の振り返りを紹介します。
普段の生活への影響
最初に気になるのは普段の生活への影響ではないでしょうか。
アキレス腱を断裂して最も困るのは普段の生活ですからね。
階段の登り下りに始まり、外出はもちろん、家の中の移動でさえ苦労していました。
保存療法の結果、普段の生活で困ることはなくなりました。
階段の登り下りで一段ずつおりる、手すりに捕まる、そんな必要はもうありません。
歩くスピードも一般の方と同じように歩けるようになりました。
アキレス腱を断裂して装具で歩いていた頃は、どうしても遅刻しそうになるので30分くらい早く家を出るようにしていました。
そんな必要はもうありません。
通常通りの生活が送れるようになったことが本当に嬉しいです。
本格的なスポーツは怖い
一方、保存療法で完治したとは言え、不安なことがあります。
それは、スポーツです。
実は、スポーツをするための強度をあげたリハビリをおこなうことはやめました。
担当医から「本格的にスポーツをするなら、リハビリの内容変えるけどどうする?」と聞かれ、
「スポーツなんて滅多にやらないので大丈夫です」と答えました。
したがって、本格的なスポーツをするほどの強度にはなっていません。
そのため、走る際には少しアキレス腱が張る感じが残っています。
例えば、横断歩道を小走りで走ろうとするとアキレス腱が張る感じがします。
ただ、これは普段から歩くことでアキレス腱の強度はあがっていくと思いますので、
いずれは走ったりしても張りは感じることはなくなるのかもしれません。
とは言え、リハビリは手術をしても同じだと思います。
保存療法だからスポーツに不安が残るかと言うとリハビリをどこまでやるかが影響するのかもしれません。
保存療法を選択して良かったか
アキレス腱断裂の治療として保存療法を選択して良かったか。
わたしは保存療法を選択して良かったと感じています。
保存療法にはメリットもデメリットもあります。
実際に保存療法を経験して一番のメリットデメリットは次の通りです。
保存療法のメリットはなんと言っても手術をしなくて良いことです。
身体を切らなくて良いなら切りたくはないですよね。
手術は心理的な負担が大きいです。
また、可能性はかなり低いみたいですが切り口からの感染症リスクが残ってしまいます。
気になる方は手術後が残ることも嫌かもしれません。
これらを回避できることは保存療法の大きなメリットです。
保存療法のデメリットはなんと言っても動けるようになるまで時間がかかることです。
治るまでは無理な動きは禁物です。
装具をつけている限りは再断裂の可能性は低いですが、外した時の不注意で再断裂してしまうことが多いようです。
また装具が外れたばかりの頃も注意が必要です。
リハビリ担当者のお話では、自転車で止まる時に足を着いたら再断裂した方もいるようです。
完治するまでは気が抜けないという点は保存療法のデメリットです。
保存療法は安静にしていることが求められる期間も長いです。
デメリットもありますが、自宅でゆっくりと治せることができる方には保存療法が合っていると思います。
さいごに
アキレス腱断裂して不自由な生活からやっと解放されました。
振り返ってみれば、長いようであっという間の期間でした。
アキレス腱を一度断裂してしまうと、スポーツで再発することも多いようです。
普段からスポーツをするわけではないので、再発の可能性は低そうですが運動する際は注意したいと思います!
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