「アキレス腱断裂における保存療法の治療経過を知りたい」
「アキレス腱断裂における保存療法で困ったことを知りたい」
そんな方に向けてこの記事は書いています。
アキレス腱を断裂して保存療法に着手してから1週間が経ちました。
保存療法を検討されている方はどのような生活になるのか気になりますよね。
1週間どのような生活を送ったのか、どのようなことに困ったのか治療経過を紹介します。
アキレス腱断裂から1週間の変化
まずは、アキレス腱断裂してからの1週間の変化を紹介します。
わたしはアキレス腱を断裂して保存療法による治療をおこなっています。
保存療法で1週間どのような生活を送ったかというと、ギプスで固定して安静しているだけです。
片足でしか歩けませんので外出はせず、動くことも最低限のみでほとんどありません。
そんな中でも小さな変化が少しずつ出てきました。
痛み
痛みは元々ありませんでしたが、更になくなってきました。
断裂当初はふくらはぎの辺りが張っている感覚がありましたが1週間経つとなくなります。
念の為痛み止めをもらいましたが、夜中に起きるのが嫌で念の為三晩ほど飲みましたがそれ以降は飲んでいません。
痛みがひどくて薬を飲むことはありませんでした。
稼働範囲
小さな変化としては、足の指が動くようになってきました。
エコノミー症候群対策としても足の指は動かした方が良いそうです。
ただ、あまり積極的に動かすとアキレス腱の辺りがピンとなるので注意が必要です。
痒み
あとは地味に困るのが固定箇所の痒みです。
じっとしていれば痒みが出ることはまずありませんが、汗をかくと痒みがでてきます。
当然、ギプスを外せませんので我慢するしかありません。
割り箸を入れてかこうか迷いましたが傷ができたりしたら余計大変になるので、
諦めて気を紛らわせて過ごすようにしました。
ギブス(松葉杖)生活で困ること
次に、保存療法=松葉杖生活で困ることを紹介します。
入浴
1つ目の困ることは「入浴」です。
これは想像しやすいかもしれませんね。
お風呂やシャワーを禁止されているわけではないので入浴することは可能です。
ただ、実際に入浴するのはかなり大変です。
わたしはギプスの固定箇所を濡らさないように次のようにして入浴しています。
- ギプスで濡れそうな膝に近い箇所をサランラップで巻き輪ゴムで固定
- サランラップの上からタオルを巻き輪ゴムで固定
- タオルの上からゴミ袋を巻きガムテープで固定
この状態で足を少し上げた状態でシャワーをしています。
このやり方でギプスが濡れたことはありませんので、ギプスが濡れない方法を探している方にはおすすめです。
ただ、入浴するまでの準備が結構大変なんですよね。
ギプスを濡らさないための商品もあるみたいなので手間を考えると購入しようかなと思っています。
階段の登り降り
2つ目に困ることは「階段の登り降り」です。
松葉杖での階段の登り降りは想像以上に大変でした。
理由は松葉杖を脇で固定できないからです。
階段を登る時は、松葉杖の位置が上がってしまって脇の下でうまく固定できない。
階段を降りる時は、松葉杖の位置が下がってしまって脇の下でうまく固定できない。
そうなんです。
階段を登るにしても降りるにしても松葉杖を脇の下で固定することができないんです。
では、どうするか。
階段についている手すりを使って片足で登り降りした方が圧倒的に楽です。
ただ、つまずくと非常に危なため安全重視で座って登り降りするようにしています。
(実際につまずいて転びそうになったため手すりを使っての移動は注意してください。)
足の高さキープ
3つ目の困ることは「足の高さキープ」です。
血の巡りの関係から、ギプスで固定している足は基本的に上げておく必要があります。
日中はもちろんですが、寝る時も少し足を上げて寝る必要があります。
座っている時は足を置くための椅子を使って高さを維持、
寝る時はソファの端に足を乗せて寝ることで高さを維持しています。
これが地味に大変なんです。
足を少し上げた状態で座っていると腰が痛くなってきます。
就寝もソファなので、どうしても睡眠が浅くなってしまいます。
(わたしは寝相が悪いため常に足が高くなるようソファで寝ていますが、寝相が良い人は枕等で足の高さを上げていつも通り寝ても大丈夫だと思います。)
早くベッドでぐっすり寝たいです。。
さいごに
次回の検診は保存療法を開始してから2週間後以降になります。
診察で一度ギプスを外すみたいなので何かしらの変化があると思います。
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